Golemについての投資判断


BITBLTCOINによる投資銘柄診断第六回目はBTさんからの依頼でGolemについてです。前々から僕もGolemは気になっておりました。

Golemの仕組みについて

Golemがどのようなプロダクトかというと、P2Pのノードに参加したコンピューターリソースを束ねてあたかもスーパーコンピュータのようにしてGolemのトークンを支払ったユーザーはそのスーパーコンピュータを使う事ができ、ノードは報酬が貰えるというものです。
更にそのスーパーコンピュータに行わせる処理を誰でもパッケージ化してGolemのアップストアみたいなところで売買されるみたいです。なので、プログラミングできない人でもGolemを動かせるようです。一方でGolemアプリ職人みたいな人が出てくるかもしれませんね。

screenshot-from-2016-11-08-005554

で、ここまでで自分が非常に大きな勘違いをしていた事に気づきました。Golemのアーキテクチャは以下の通りになっております。実際にスーパーコンピュータとして処理が行われる部分はTask Computerの部分で、Task Computer上でDockerというバーチャルなパソコンを動かしてその際ストレージにはIPFS(分散型ストレージ)が使われるようになってます。

screenshot-from-2016-11-08-084107

これを見てDockerを流用するとはとても筋がよさそう!!と思ったのですが一つ疑問が浮かびました。


スーパーコンピュータというくらいだからこのTask Computerは複数台で構成されるはずでまさか1個のコンピュータじゃないよな。。。?
で、実際に質問してみたところ、なんと1個のコンピュータだということです。

ええええー!!!!!!!それ、スーパーコンピュータじゃないじゃん!!!!

でも、Maidsafeみたいなので必要となるとても技術的に難しそうなグリッドコンピューティングの技術はいらないというわけです。Golemの紹介動画を見るとどうも初めからそうする予定だったようですね。

となると、あと技術的に難しいところはノードのReputationとRewardシステムをどのように設計するかだと思われます。ノードの働きを評価してそれらに対してどのように報酬を与えるか、以っていかにGolemネットワークを良質に保ちつつ拡大していくかを決めるのがこの部分です。
この部分は技術的に難しいかどうかというより経済学的に難しそうなところで、実現はおよそ可能だと思います。
この部分の詳しい仕様がまだ提示されてないようで、それがうまく回るかどうかは現時点では判断できません。

トークン分配状況について

○ Total: 1,000,000,000 (100%)
○ Crowdfunding participants: 820,000,000 (82%)
○ Golem team: 60,000,000 (6%)
○ Golem Factory GmbH(謎、、ナニコレ): 120,000,000 (12%)

上記の通りです。Golem Factory GmbHが何なのかよくわかりませんが、たぶんGolemネットワークをいい感じに保持拡大するためのマーケティング費用的なものだと勝手におもっております。

分配状況かなり素晴らしいです。素晴らしすぎてGolem Teamへの分配6%とか逆に心配になってきますw

期待できそうな点

実は初めDockerが単一コンピュータ上で動くというのを聞いてもはやAWSと変わらんじゃん、むしろAWSでいいじゃん微妙だなあと思ったのですが、ちょっと考えを改めました。
現状GolemはAWSのコンポーネントでいうところのWorker Tier(バッチ処理専用マシン)とECR(Dockerイメージのレポジトリ)をあわせた感じになっています。これはつまり非中央集権なDocker上で動くworkerという事です。

単一コンピュータ上で動くとしてもAWSに比べて以下のメリットがあります。

1. 処理をパッケージ化したアップストア的なものがある
2. Dapps用のworkerとして使われる

現状DappsのストレージはIPFSが主流となってますが、workerの主流はまだ決まってないのでそのポジションを狙えるんじゃないかと思います。

リスクとなりそうな点

そもそもDappsが今後世の中に受け入れられるかどうかに始まり、それのworkerの需要があるのかどうか。。。。現状では全く見えません。
ただ、単一のコンピュータでDockerを動かすだけという事でだいぶ実装のハードルは低くなってると思います。GolemののノードになるためのソフトウェアにDocker daemonとclientを入れていくらか修正すれば行けそうです。むしろガチのスーパーコンピューターみたいなのを実現するより
リスクが下がってるように思います。

総評

Dappsという市場がそもそも将来的に本当にあるのかどうか不明な上にさらにその中でニッチなところをGolemは狙おうとしています。
もし数億単位の時価総額になるようならちょっと割りに合わないように思います。しかしながら数千万円規模であれば、実現性もそこそこあると思われ、投資するのもアリだと思いました。

引用

https://golem.network/doc/ReleasecandidateGolemwhitepaper.pdf
https://blog.golemproject.net/golem-architecture-bfd75faa8ecc?source=collection_home_________19_—5——19


もしこの記事がお役に立てたら寄付をお願いします!寄付や寄付特典の詳細はこちら
Donate with IndieSquare

この度セミニートを一旦卒業することになりました


今まで散々セミニートの素晴らしさを主張しておいてなんですが、この度ビットバンク株式会社でフルタイムで働くこととなりました。

理由はいくつかあるのですが、フルタイムで働かないと生活できないというわけではないです。


1. ビットコインとビットバンクの将来に賭ける事にした
2. 前職でのwebアプリケーションエンジニアとしてではない思いもよらない経験が活かせる事ができてて今の仕事が楽しい


といったところですね。

セミニートとしての僕を応援して下さっていた方々に置かれましては大変申し訳ありません。
いつかきっとセミニートに戻ろうと思いますのでその時までもう暫くお待ちください。

なぜ他の暗号通貨関連の会社ではなくビットバンクなのかですが、実はビットバンク社長の廣末さんとはお互いにGMOに居た頃から交流がありました。
そんな事もあり某記者の方に僕を紹介して頂いて僕のプレゼンス向上にご協力して頂いたのでビットバンクのオフィスまでお礼の挨拶をしに行きました。
その際に今後の暗号通貨界隈の流れやそれを踏まえてのビットバンクのビジョンに共感しジョインすることになりました。


もしこの記事がお役に立てたら寄付をお願いします!寄付や寄付特典の詳細はこちら
Donate with IndieSquare

ビットガールズICO結果予想キャンペーンの結果発表!!!


ビットガールズのICOが無事に終了しました。
結果(敬省略)は

1位: あさにゃん
2位: 結城ちか
3位: 佐野真彩
4位: 佐藤彩香
5位: 和地つかさ
6位: 朝倉 香

です!!
結果の詳細はこちらのICOページから確認できます。
そして見事的中した方はかめっくすさんです。かめっくすさんには1000HYOU送らせて頂きます。

現在トレカブトークンはzaif上で取引可能となっています。こちらからビットガールズ関連の取引できるトークン一覧を見れます。

昨日からビットガールズの本放送も始まりましたね!
なんとこれまでTokyoMXみれなかった人もエムキャスでリアルタイムにビットガールズの番組を見ることができます!!
さらに番組を見逃してもyoutubeで配信してます。


もしこの記事がお役に立てたら寄付をお願いします!寄付や寄付特典の詳細はこちら
Donate with IndieSquare

NEM (XEM)についての投資判断


BITBLTCOINによる投資銘柄診断第五回目はサブロクさんからの依頼でNEM (XEM)についてです。

XEMの仕様について

アルゴリズム: Proof of Importance
総発行量: 8,999,999,999XEM
ブロック報酬: 1日あたり14万XEMを山分け
ブロック間隔: 約1分

ノードへの報酬体系は2つありスーパーノード用と全てのノード用があり、スーパーノード用はNEMファウンデーションに認められたスーパーノードのみが貰えるようです。3,000,000XEM以上保有しているとスーパーノードと呼ばれるこの特殊なノードを立ち上げることが出来ます。全てのノード用の報酬ではProof of Importanceと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムに基づいて報酬が分配されます。このコンセンサスアルゴリズムにおいてはより多くXEMを送金したりした人が多く貰えるためNEMを使うモチベーションにつながります。

モザイクというColoredcoinやCounterpartyのようなトークンを発行する機能もあります。

期待できそうな点

まず、このNEMですがそもそも一体何に使うものなのかよくわかってなかったので将来的にNEMはどのようなプラットフォームになるのか調査してみました。
twitterや公式テレグラムでの情報を鑑みるとNEMは3つの領域での使用を企図しているように見えます。

1. 送金プラットフォーム
2. Counterpartyのようなトークンプラットフォーム
3. スマートコントラクトではないけど、ブロックチェーンを用いた何か色々なことをするプラットフォーム

1. 送金プラットフォームとして見た場合

現在送金プラットフォームといえば当然ビットコインですね。すでに世の中に溶け込みつつありネットワーク効果がハンパなくて、色々課題はあるものの優秀なコア開発者たちによりそれらの課題をどんどん克服していってます。
一方NEMは後発という事もありProof of Importanceというとても効率的でかつNEMの使用を促すようなコンセンサスアルゴリズムが採用されています。
とはいえ暗号通貨での決済プラットフォームとしてビットコインを現状のNEMで凌ぐのは難しいように思われ、おそらく2. や 3. を主目標なんじゃないかと思っています。
2. や 3. を達成すればNEMを利用したアプリケーションにおいてXEMが決済用に使われる事も十分にあるわけで、そこから決済プラットフォームとしてのシェアを伸ばしていく可能性もあると思われます。

2. Counterpartyのようなトークンプラットフォームとして見た場合

現状トークンは作れてもCounterpartyのようなDEX(取引所)機能はNEM自体にはないようです。ただ今後のロードマップではDEX機能も入れていくようです。
ライバルとなるCounterpartyですが、ベースがbitcoinなこともあり現状トランザクションがとても遅いです(ピコペイメントが実装されれば変わるのかも)。
トークンエコノミーはまだまだこれからな領域で現状圧倒的に優位なプラットフォームはないように思います。
ビットガールズでzaifがトークンエコノミーの領域を切り開いていることもあり、今後それらトークンエコノミー的な企画をNEMを使うようになれば全然Counterpartyを捲っていく可能性もあるように思います。

3. ブロックチェーンを用いた何か色々なことをするプラットフォームとして見た場合

これはおそらくmijinが銀行の実証実験に使われたり、そういう感じでパブリックなNEMのブロックチェーンがプラットフォームとして色々なアプリケーションに使われるようになることを想定しているように思われます。

スマートコントラクト無しでパブリックなブロックチェーンを使わせるようなプラットフォームというと近いのは….factomなのかな。どちらにしろこの分野でもこれといったドミネートしているプラットフォームがありません。カタパルトによるすばらしいトランザクション性能を誇るNEMはかなりこの分野でアドバンテージがあるように見えます。

リスクとなりそうな点

トークンプラットフォームやブロックチェーンプラットフォームとして見た場合現状キラーコンテンツとなるようなアプリケーションが僕の知る限りありません。今後そういったものが出てくるのか、あるいはそもそもそういったソリューションの需要があるのかどうかがリスクになってくると思います。
ソースコードを読んだわけじゃないので断言できないですが、モノは良さそうなのでそれらを引っ張れるかどうかにかかっているように思います。

総評

上記の事からNEMの戦略通りに事が進めば現在のレートは安いように思います。現段階でNEMの戦略とリスクを理解した上で入れるのはありだと思います。
現在XEMのレートは一時期の高値から下落が止まって揉み合っています。僕の経験上こうなると良いニュースが出てもそこそこの期間揉み合ってある時からおもむろに急騰してくことが多いです。
なので良いニュースとかPRが今後出てくるのを確認してから参加するのもありかなと思いました。

ちなみにアルトトレード反省会に出ている以上田中さんの考えについて言及しておくと、”シットコイン”と呼んだりするのは間違っているように思います。思うにシットコインとは集金目的のためだけのコインで、NEMはちゃんと開発もされ続けており間違いなく集金目的のコインではありません。
更に田中さんのブログを読んでも分かる通り割高だという主張はあっても集金目的であるという主張はありません。

引用

http://jpbitcoin.com/bitcoin2/neweconomymovement
http://x64.hatenablog.jp/entry/nem/supernode
https://blog.nem.io/relationship-between-nem-mijin-catapult-u/

2016年10月31日 追記>
報酬の仕組みについてご指摘頂き訂正をしました。


もしこの記事がお役に立てたら寄付をお願いします!寄付や寄付特典の詳細はこちら
Donate with IndieSquare

ビットガールズのTV放送は~じまるよ~♪


ビットガールズファンの皆様お待ちかねのテレビ番組

「採掘!ビットガールズ~設立準備室~」が以下の日時に放送されます!!!!

10月21日(金)26:10~26:39前編
10月28日(金)26:10~26:39後編

11月からは「採掘!ビットガールズ」がレギュラー番組として毎週金曜日 26:10~26:39 に放送されます。
今後のICOの動向も気になるところですね!!

以下はびっとぶりっとチョイスで出演者の方々の最近のツイートを貼っておきますので、テレビ放送に向けてモチベーションを高めておきましょう!!


もしこの記事がお役に立てたら寄付をお願いします!寄付や寄付特典の詳細はこちら
Donate with IndieSquare