時価総額3.7億円のエコノスという企業の分析

時価総額が低ければ低いだけ一発当たればデカいだろうということで、投資信託を除いて時価総額が低くて有望そうな株をスクリーニングしてみました。上場企業で時価総額が最も低い札幌証券取引所アンビシャス市場のエコノス(3136)という企業が早速目に入ってきました。このエコノスという企業現在株価は450円弱で時価総額は3.7億円です。

この会社の事業内容の柱はブックオフ、ハードオフ、オフハウス等のリユース系フランチャイズ展開ということで、オリジナリティの無い内容でガッカリしたのですが、エコノスのサイトを見て考えが変わりました。 エコノスはエコの巣という意味が込められていて「エコロジー(環境)とエコノミー(経済)とを両立させ、地球環境と地域経済が将来にわたって持続することが可能な社会を実現する。」という理念を掲げていて、その理念に基づいた事業としてリユース系フランチャイズ展開しているようです。とにかく儲かるからフランチャイズというのは微妙ですが理念や戦略があっての上でのフランチャイズ展開であれば期待できるんじゃないかと思いました。 更に、フランチャイズ展開だけでなく低炭素事業(世の中の二酸化炭素の排出量を少なくしてお金もうらやつ)も進めているようでなかなかおもしろそうです。

直近の業績は以下の通り()内は前期比。単位は百万円

売上高: 4,183 (-1.6%) 営業利益: 127 (-28.0%) 経常利益: 65 (-41.7%) 当期利益: 31 (-45.4%)

PER: 10.72 配当: 0円

今期の業績の内容だけみると前期比から下がってますがまあまあかな~という所ですね。 当初の会社予想では前期比プラスだったのですが、低炭素事業が思ったほど売上伸ばせなかったようですね。

エコというすばらしい価値を世の中に提供しているし、時価総額がすごい低くて株価が数倍以上になる可能性も十分にあって投資したいところですが以下の理由により様子見としたいと思います。

1. エコという事業が将来的に儲かるのかどうか不明 エコビジネスとかこれまであまり関心がなかったこともあり謎です。この会社の今後大きなビジネスに育てようとしてる低炭素事業ですが、太陽発電とかそもそも炭素が出ないエネルギー取得方法が普及するようであればビジネスとして成り立たないのではないかと思います。

2. 借入金が多すぎる 直近の決算短信の貸借対照表を見ると、現預金が6.2億円ありますが、短期借入れ6.1億円、長期借入れ4.6億、リース債務6.8億あります。手元の運転資金は十分な気がしますがかくも借入金が多いと配当もおいそれと出せないでしょう。

3. 利益率が低い エコノスの営業利益率はだいたい4%弱です。かなり低いですね。だいたい利益率が低い事業と言うのはスケールしにくいんですよね。更にちょっと事業に陰りが見えたらすぐに赤字転落しちゃいそうです。その上で2の借入金が多い点とあわせると、すぐに首が回らなくなりジリ貧という展開もありえます。

これらのことから一発当てられるチャンスはあるかもしれないけど現状リスクに見合わないと判断して様子見としました。

ちなみに、この企業は2015年上場と割と最近上場したのですが、初値からのチャートが以下の通りです。エコノスのIPOで大損した人がたくさんいそうですね

エコノス

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