【MAKERS関連銘柄】時価総額288億円のローランド ディー.ジー. という企業の分析

昨日Tech Shop Japanという、いわゆるモノ作りができるコワーキングスペースを見学してきました。ここでは個人では所有が難しい工作機械等を会員制で自由に使えます。

僕がその見学に参加した理由は少し先の未来を予測するためです。未来を予測するための材料やきっかけがあればいいな~という感じですね。

そんな中で一つ気になったのが、ここにある工作機械の多くがRolandのものだったことです。Rolandと言えば僕の故郷浜松を拠点とするシンセサイザー等音響機器メーカーだとばかり思ってたのですが、Rolandの子会社のローランド ディー.ジー.という会社で特殊なプリンタや工作機械を作っているようです。

今回はこのローランド ディー.ジー.について分析したいと思います。現在の株価は2254円です。

業績について

直近の業績は以下の通り()内は前期比。単位は百万円 平成27年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)の業績(平成27年4月1日~平成27年12月31日) 売上高: 45121(-3.5%) 営業利益: 4057(-38.3) 経常利益: 3466(-43.0)

一株当たり当期利益: 177.36円(210.87円) PER: 12.7倍 配当: 60円

今年から決算期が変更になったようで、実質的には3期分しか今年はなかったようです。なので業績としては増収減益という感じでしょう。 減益になっているのは原材料費、研究開発費の増加、のれんの減損によるものです。 現在円高に進んでいて為替の部分が結構苦しそうです。

プリンタ事業

既存のサイン(看板)市場は成熟化しており低価格機が好調だがあまりうまみが無さそう。UVプリンタやテキスタイル(布地用プリンタ)プリンタは売上拡大しており今後に期待できそう。

プロッタ事業

新製品が好調

工作機器事業

医療分野やパーソナル分野でシェアを事業拡大中。売上も伸びていて今後に期待できそう

財務内容について

特に無し

総評

次の期の予想は円高が大幅に進んでいることもあり減益となっています。ただ、2014/07に株価は5000円をつけて現在その半分以下です。業績自体は決して不調なわけではなく、むしろ今後MAKERSの波が来たら関連銘柄として大いに期待できると思います。 ただまあそれにしても10倍近く株価が上がるということは期待できず、上がっても2,3倍程度かなあと思っています。現状の時価総額が3ケタもあるので。MAKERS関連で買うならアンドールの方を買いたいですね。 配当性向は30%で業績に連動するということで、そこにも期待はできそうですね。 以上の事を以って僕は現状買おうとは思いませんが、普通に買っておいて着実に業績が伸びていくのを見守りつつ配当の恩恵と株価の伸びに期待して買っておくのは全然ありだと思いました。

そもそもMAKERSってなんだ?という方はMAKERS―21世紀の産業革命が始まるをご覧ください。

写真はTechShopJapanにあったUVプリンタと3Dプリンタです。

TechShopTokyo自体はすごくスペースが広くて快適そうでしたが、電子工作系の機材、ロジアナ、オシロ、チップマウンタが無くて残念でした。Rolandの回路基板パターンを削り出すのだけはありました。 そこまで利用者が多くなく六本木にあんな広いスペースでおそらくかなりの赤字なんじゃないかな~と思いました。今後に期待です。 利用者はどんな感じの層なのか聞いてみると趣味で来る人もいれば作った物を売る人も結構いるみたいで、ハンドメイドの流れでテキスタイル系(布地)の工作機器の充実をはかって女性を多くとりこめばよいのではと思いました。人数的にはかなりの数がいそうなのでそこからMAKERSの流れも加速するのかなと。 ともするとMAKERSの流れは実はハンドメイドが趣味の女性が鍵になったりするのではないかな。。。

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