臆病者のための株入門(橘玲)の感想

まえがき

僕は高校生の頃から株投資を初めて今もって株や暗号通貨に投資をしています。 17年近く投資をしていて、銘柄選びはそこそこいい感じに出来るようになってきたと思ってます。

ただ最近気付いたのがなにぶん度胸がないので利益確定が早過ぎて大きな利益を取り損ねてしまう事です。 どうにか度胸を付けて利益の大幅な取りこぼしを防ぎたいと考えていました。

そんな折見つけた本がこの臆病者のための株入門 (文春新書)です。

これを読めば投資の度胸がつくかなあと考えたのです。 結論から書くと、これを読んだところで僕が望む投資の度胸はつかないと思いました。以下にこの本の感想を書きます。

感想

この本の対象はそもそもこれまで不安があって投資活動を出来なかった人向けに書かれているようです。 そういったこともあり、すでに投資活動をしている人にとっては1-4章は与太話でしかありません。 その後の章では投資の世界での勝ちパターン

1. テクニカルやイベントに基づいたトレーディング(短期売買) 2. グロース・バリュー株長期投資 3. インデックス投資

があり、それぞれ一長一短ありその上でアセットアロケーションが重要だと説いてます。まったくもって僕もその通りだと思いました。僕は3. インデックス投資は積極性に欠けるので好むところではなく2. グロース・バリュー株長期投資を最も得意としています。

この本では初心者に対してはインデックス投資に8割、残りの2割で1. や 2. をやったらいいのではと述べており、その辺は僕は初心者ではないので、「ふーん」と思った次第です。

桃鉄、いたストその他知的で戦略的なゲームが得意な人は初心者でも積極的に1. や 2. をやった方がいいと思います。そっちの方がリスクはありますがより大きく儲かる可能性が高いですしなにより楽しいですよ。

そういうのが嫌いなひとは本書の通り3. インデックス投資から始めてみるのがよさそうですね。

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賭けの期待値を上げるために少し先の未来を予測する事の重要性

投資やビジネスで何に賭けようとしてるのか明確にする事の重要性の中で賭け「何に賭けようとしているか」を明確にするとはどういうことかという説明の中で

少し先の未来を予測して、その通りの状況になった場合最も有利な立場になれるであろう方法を考えてそれに賭ける

という事を挙げました。最近この事に関してとても参考になりそうな本があったので、ご紹介します。株式会社メタップス代表取締役の佐藤航陽さんが著した未来に先回りする思考法です。

この本の中では、99.9%の人は未来を見誤ると書かれています、99.9%の数値が正確かどうかはどうでもよくて、多くの人が未来を見誤るということですね。これはまったくその通りだと思います。インターネットが出始めたときにしろ、iPhoneが出たとき等などおよそほとんどの人がそれが世の中を大きく変えてしまうモノだとは思っていませんでした。

その上で昨今の色々と変化が激しい世の中は未来を見通して先回りすることが重要だと書かれています。まったくその通りですね。すでに大きな会社でも変化に対応できないとすぐにシェアを奪われてしまうし、まだ小さくてもうまく未来に先回りできれば一気にシェアを広げられます。

ただ一方でほとんどの人は現状のみを頼りに予測してしまうため未来を見誤ってしまうようです。原理やパターンから考えれば未来を予測できたかもしれないのに。

これは投資についても同様の事が言えると思います。投資しようとしている会社や世の中の現状のみを見て判断するのではなく、原理やパターンから未来を予測して賭けることで大きな利益を得られます。ただ、投資の場合は正に未来を予測するゲームなので先回りできている人も結構いるかと思います。

原理やパターンに沿って予測をすれば必ずしも当たるわけではないですが、僕はこの本を読んで改めて考えてみた結果暗号通貨というカテゴリーに時間やお金を投資するというのは利に適っていると思いました。

未来を予測するための原理やパターンをもっと詳しく知りたい方は

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投資やビジネスで何に賭けようとしてるのか明確にする事の重要性

昨今のIT化により世の中の関心を集めることや価値の移動が昔と比べて圧倒的にスピーディーになりました。 そのおかげで、ちょっとしたアイデアや行動により大金が稼げるようにもなりました。 その半面、色々と複雑となり何をすれば大金につながるのかわからないし、機を逸すれば大金につながるはずのアイデアや行動も無価値となってしまうようにもなりました。

そのような背景もありIT系の現場ではアジャイルとかMVPとかの概念がでてきました。 このアジャイルとかスクラムはどのような機能をユーザーに提供すれば当たるのかわからないから最小の機能をたくさん出し、状況に応じてすばやく仕様変更をして機を逸しないようにするための手法というか概念です。 語弊がありますが、平たく言うと数打ちゃ当たるだろうという発想に近いです。

ただ、当然ではありますが数打ちゃ当たるとはいえ何も考えずにとにかく数を打っても全然当たらないです。考えても考え方が悪いと全然当たらないです。これは投資でも同じだと思います。

僕は最近成功は“ランダム”にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方という本を読んで、「何に賭けようとしているか」を明確にする事がそういったビジネスや投資で数打つにしても期待値を高めるために一番重要なんじゃないかと思うようになりました。

「何に賭けようとしているか」を明確にするとはどういうことかと言うと僕は以下の2パターンがあるのかなと考えてます。

1. 少し先の未来を予測して、その通りの状況になった場合最も有利な立場になれるであろう方法を考えてそれに賭ける 2. 現時点での世の中の常識から外れてるけど、世の中に受け入れられるであろう方法を考えてそれに賭ける

他がやってるありきたりなことを自分たちもやるというのは全然賭けになっていません。(もちろん賭けないことを否定するつもりはなくて、圧倒的強者であればむしろ賭けにでない方が合理的な戦略ですね)

「何に賭けようとしているか」を明確にするのが最も重要だと思いますが、もちろんそれで終わりではありません。「何に賭けようとしているか」を明確にした後は現状を鑑み(自分たちのリソースやポジション等)、その賭けのリスクを評価した上で意思決定する必要があります。 これは投資も同じです。伸びそうだな~と思う企業を見つけたらその企業の何に賭けるのかを明確にした上でリスクを評価して株を買うかどうか意思決定するのが重要だと思います。 さらに「何に賭けようとしているか」が明確なのであれば、その賭けが外れない限り些細な動向に不安になり振り回されずに取り組む事ができます。特に投資とかでは非常に重要です。振り回された結果得られるであろう利益をふいにする何て事はよくあります。

なんにしろ、まずは「何に賭けようとしているか」があってこそです。以上の事から僕は投資やビジネスでは「何に賭けようとしているか」を明確にする事が非常に重要だと考えるに至りました。

もっと詳しく知りたい方は

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株投資の参考図書 for 初心者

株投資をしたことがない初心者の方からよくお勧めの本を聞かれるので、僕が初心者にお勧めする本を紹介したいと思います。 かれこれ株投資歴は17年になるのですが、この本に出会ってからやっとまともに株投資の意思決定ができるようになってきたと思います。

その本は

こちらの本当に儲かる株・成長する株を自分で見つけられるようになる本 (アスカビジネス)です。

以下にお勧めポイントを記します。

– 四季報等での検索の仕方が説明されている。そもそもどんな会社が上場されていて株を売買できるのか知っておかないと始まりません。この本ではその辺の調べ方が実践的にまとまっています。

– この本では企業が事業を通して儲けを出したり損失を出したらどのようにそれらが財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)に反映されるのかが説明されている。これを理解することで企業の決算短信等の資料をみて企業のビジネスの状況がどのような状況になっているか客観的に把握できるようになります。

– 売買戦略について説明されている。この本に書かれているドルコスト平均法(数回に分けて買うこと)等の売買戦略を実践することでリスクとリターンのコントロールができるようになり、より安定して収益を出せるようになります。

– 株投資をするにおいての心構えとか人間心理について説明している。やはり人間損失が膨らんだり、利益が出ると心が大きく動かされて冷静な判断が出来なくなってしまうことがあります(僕はこのせいで大きく利益を取り逃した事が多々あります)。そういった心理的な問題に対してどう対処したらいいか書かれており、冷静な投資ができるようになります。

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